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猫丸ねずみの大荒れトーク


京都 源 為義 公の墓

京都 中央市場近く、七条通り商店街の中に

源 為義公のお墓がありました(; ̄O ̄)!

注意深く見ないと、通り過ぎてしまうほど 路地裏にあります!

石碑が建ってなければ

分からない 商店街の狭間の奥まった場所です。


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現在は 入れなくなっており、ひっそりと祀られていました。


この奥に 清光権現寺という お寺さんがあります。

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源 為義 との関係は不明ですが、隣接するお寺なので

たぶん 墓守をされてるのかも知れませんねぇ!

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源為義とは、平安時代末期の武将ですが、

源家の棟梁、義朝や 為朝の父であり、頼朝や義経兄弟や、木曽義仲の

お祖父さんですな!

保元の乱において、敗戦の将となってしまい、無残にも 我が子で 長男の義朝の

手により 処刑されてしまうという、波瀾に充ちた末路を辿った 武将です。

このお方、本当に生涯に渡って 運があるのか、無いのか分からないほど

繁栄と悲劇という 両極端な命運を 持っていたのでしょうねぇ!

1156年( 保元元年)7月2日 鳥羽法皇が亡くなると、皇位を巡り 後白河天皇と

祟徳上皇が対立し、それに摂関家内部の関白藤原忠通と 左大臣 藤原頼長との

権力抗争が加わり、天皇と忠通、上皇と頼長とが それぞれ結びつき、それぞれの

勢力の招集に応じ、天皇側に 源義朝、平清盛などが付き、上皇側には

源為義、平忠忠正などが 馳せ参じ、権力抗争は戦乱へと拡大していき

天皇側は、上皇側の御所、白河北殿に夜襲をかけて 御所は火の手が上がりました!

これが、保元の乱の始まりです!

戦いは 数時間後に 天皇側の勝利に終わり、それにより祟徳上皇は 讃岐に流され

藤原頼長は、流れ矢で受けた 傷がもとで 逃亡先の奈良で亡くなり

源為義は、我が子 義朝に、平忠正は、甥の清盛により

斬首されたということです!

さて、先程の 権現寺ですが、調べると もともと この地にあった訳ではなく、

千本七条辺りにあったそうで、明治45年に現在地に移転したようです。

何故、この場所に為義の墓があるのでしょうか?

保元物語では、為義は、七条朱雀で首を斬られ 北白河円覚寺に 埋葬されたと

ありますが、為義が斬首された 七条朱雀とは、現在の千本七条付近であるようで、

この為義の旧地にあたっているようで、円覚寺は現在はなく、現在の左京区白川下池田町あたりに

あったとされているようです。

つまり、保元物語の記述によって祀られた可能性か高く、本当は、岡崎公園辺りにあったのではと

と推測されてもいるんですね!


まぁ、いつもの如く、歴史に謎や不明はつきものですから、

本当のことは、どうかは分かりませんが

為義の墓は、平安京の境界線としての、七条朱雀塚の名残りを伝える 歴史的にも重要な

史跡であるのは間違いなさそうですね!

しかし、

ここは なんだか

不思議な因果を感じる場所であるような

匂いがプンプンしますけどねぇ (⌒-⌒; )
by neko_nezumi | 2013-11-06 12:39 | 京都

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