2012年、伊勢の二見町江の夫婦岩の周りの潮が大きく引いて全体が露わになった ニュースを覚えている人もいるかもしれませんが、あの風景を今から300年も前に 描かいた人物がいたという話なんです。
その絵を描いた方は、歌川国芳(うたがわ くによし)
1861年に亡くなられた方で、破天荒な浮世絵師として名を馳せ、妖怪画なんかも 沢山の作品が残されております。
そんな遠い昔に亡くなられた歌川国芳さんが「二見浦 曙の図」で、現代と同じ光景が描かれていたというのですから世間が驚くのも無理はありません。
それが こちらの絵です。
二見浦の夫婦岩が完全に海面から出ることはかなり珍しいことのようで、干満の差が 最大となる大潮の時でさえ男岩の最下部は海水に浸かった状態なのだそうです。
2012年の二見浦の潮引きは、とても珍しい現象なのだそうです。
周囲の岩礁もバッチリ露わになるほど潮が引き、そんな珍しい現象がその状態まま9日間も続いたのだそうですから、観光客も一気に増えたでしょうね。
歌川国芳が二見浦の絵を描いたのが文政10年だといわれております。
翌年の文政11年は死者三万人の越後大地震が発生し、文政13年には 京都大地震が発生しています。
と、そんな珍しい現象が起きたということは…。
大災害?が起こるかもって、話ですもんね ((((;゚Д゚)))))))
何事も起こらないよう祈るしかありません。
また、歌川国芳さんは、スカイツリーの存在を予言したのか?と、言われるような絵も描いています。
それが こちら!
確かに、その時代にはあり得ないもの…と思ってしまいますよね (^_^;)
スカイツリーのように…見えなくもありませんが。
塔の横にあるものは、当時存在した「火のやぐら」だそうですが、スカイツリーのような高い塔は 存在していたとは到底考えにくいことです。
空飛ぶ鳥のように見えるものは、拡大して見ますと、まるでステレス機のようにもみえなくもないですね (^_^;)
鳥を描いたにしては不自然です。
この絵の 題名は「東都 三ツ股」というのですが、題名の意味も全く不明で現在でもよくわかっていないのだそうです。
一部の解釈によれば、日本が三分割される予言なのでは?と、言われているようです。
もしかすると歌川国芳さんって方は、江戸時代のノストラダムスのような預言者のような能力を持っていた人なのかもしれませんね。
ほな(=゚ω゚)ノ