三条会商店街の中にある和菓子屋さんに今年2度目の若挟屋さんの「ちご餅」を買いに行ったついでに三条会商店街の中のお寿司屋さんでお昼を食べ、そのあとぷらぷらと二条城周辺を散歩してきました。
「ちご餅」は先日に記事にもしましたが、ホント上品な甘さの珍しい創作京菓子です。
「ちご餅」は、京都の祇園祭に因んだ京菓子です。
三條 若挟屋
京都市 中京区 三条通 堀川橋 西町 675
電話 075 841 1381
三条会商店街へ来られることがありましたら、是非立ち寄ってみてください。
ちご餅は店内でも食べられますが、つい先日、家族が京都駅の1階お土産売り場で「ちご餅」を発見したそうです!
パッケージも同じだったそうです。
ちご餅が京都駅で買えるならお土産に最適です。
三条会商店街の中にありますお寿司屋さんの「寿し保」さんで昼食をいただきました。
この日は猛暑で、とんでもなく暑かった中を歩いてきたので喉がカラカラ…(^_^;)
2人で中瓶のビールを半分こして美味しくいただきました。
こちらには4〜5回来ております。
暑い時、喉がカラカラで呑むビールは格別ですねぇ〜♪
⬆︎おつまみに「雲丹豆腐」を注文しました。
ウニのオレンジ色が爽やかな一品。
味は玉子豆腐を少し濃厚にした感じで、ウニと一緒に食べると更に濃厚さが増します。
暑い季節にはツルンと食べれるアッサリした味付けです。
⬇︎ こちらは「鉄火丼」です。
京都らしく綺麗な飾り付けが嬉しいですね、しかもミニバラまで添えられています!
キュウリ、トマト、金魚型に細工切りした人参、レモン、酢蓮根が添えられ、なんと海ぶどうまで添えられていて食べ応え充分な鉄火丼です!
熟成された赤身は旨味が増して美味しくいただきました。
⬇︎ こちらがバッテラです。
バッテラとは、もともとはポルトガル語で小舟を意味するバッテイラが由来だそうです。
明治26年ごろ、大阪順慶町の鮨屋がコノシロの片身を鮨に乗せた形が小舟に似ていることからバッテラと名付けられたそうで、それが次第にシメサバの押し鮨をバッテラとと呼ぶようになったとか…。
サバを酢で〆たものを薄く切った物がすし飯の上に乗っており、昆布がおかれています。
こちらのバッテラは、ほんと美味しいので是非!
口当たりよく爽やかなバッテラは、夏には嬉しいお寿司ですね♪
寿し保
京都市 三条 大宮東
電話 075 841 4108
三条会商店街を出てこの後に上映時間が合ったので二条駅のTOHOシネマズのBiviさんで映画「バケモノの子」を観てきました。
この映画はアニメで、人間界とバケモノ界という交わるはずのない2つの世界に生きる少年の話です。
最後はとても感動です!
少年の目線で描かれる世界が上手く表現できた映画です。オススメです ^ ^
映画を観終わって、御池通りに出て御池通りを真っ直ぐ二条城方面へ向かいました。
この通りは車では何度か通りましたが、実際に歩くのは初めてです。
途中にこんな立て看板を見つけました。
看板の下には石碑がおかれています。
かつてこの場所には「若狭小浜藩邸跡地」だったと示す石碑のようです。
若狭小浜藩は三代将軍 徳川家光の時代からは諸代大名の名門、酒井家が藩主として代々治めていたそうです。因みに前藩主は、室町幕府以来の名家、京極家です。
幕末、12代藩主である酒井忠義が京都所司代を2度に渡り任じられ、将軍後に継職であった一橋慶喜が1863年の文久三年12月頃から、この小浜藩邸を宿舎として使用し、こちらから二条城へ登城していたそうです。
ご存知15代将軍 徳川慶喜は最後の将軍です。
将軍となった後も小浜藩邸で過ごし、3年10ヶ月後の1867年にようやく二条城の主として移り住みました。
実質的にその間は幕府の本拠地として、大政奉還の構想を練っていたようです。こちらにある燈籠は、近所住宅敷地内に残っていた藩邸燈籠をこちらに移動させてきたそうです。
福井藩は親藩で御家門筆頭であり、小浜藩は譜代大名の名門で歴代の藩主は、大老、老中たいった要職の家柄です。
現在は「開陽堂」さんという古物商になっております。
京都は新撰組ゆかりの地です。
土方歳三(ひじかた としぞう)さんの写真が飾られていました。
土方さんは幕末の幕臣、新選組の副長です。見かけの優しそうな感じとは違い、歴史的には「鬼の副長」と呼ばれ恐れられた人物です。
⬇︎ 古物商からほど近い所にある「コマ専門店」
⬆︎ 奥に見える木々が見える場所が二条城です。
今回二条城へは行ってませんので画像はありません。
二条城は国の重要文化財であり、世界遺産登録もされているお城です。
日本の歴史書において二条城と呼ばれる城は複数あります。長くなるので割愛しますが、現在の二条城は徳川氏が最後の城主です。
徳川家康の将軍宣下に伴う賀儀と、江戸幕府、最後の将軍であり歴史上征夷征夷大将軍に任じられた徳川慶喜(とくがわよしのぶ)の大政奉還が行われれ、江戸幕府の始まりと終わりの終焉の場所でもあります。
二条城の通りを右にまっすぐ歩いて1つ目の信号の所に、⬇︎の駄菓子屋さんを発見しました。
店内には沢山の昔ながらの駄菓子が並べられています。
ふと外に置いてある看板に目をやると、なんでこんな名前を…と不思議に思うような名前が看板に書かれていました…。
格子家さんの名物「どろぼう」ってなんでしょう?と思っていたら、「どろぼう」してでも食べたいと言われたお菓子(駄菓子)のことでした(^_^;)
「どろぼう」という名のお菓子は、いなり生地を黒砂糖に漬け込んだ駄菓子で、中は柔らかく、外側はカリッとした「かりんとう」のような駄菓子のことだそうです。
画像 格子家さんのホームページより。
こちら格子家さんは1912年創業。
その昔、京都には「山幸屋」と書いて「しゃんこや」と呼ばれるお菓子屋さんがあったそうです。「しゃんこ」とは、黒砂糖に漬け込んだ「おこし」のことだそうで、格子家さんは、京都で最後のしゃんこ屋さんなのだそうです。
店先には赤い毛せんが敷かれたイスが置かれており、ここで座って氷や冷たい飲み物ががいただけます!
井戸水で冷やされたラムネ、コーラ、冷やしあめ、ニッキ水が…(((o(*゚▽゚*)o)))
猫丸たちは2人で1つ宇治抹茶の氷を注文して分けて食べました ^ ^
すごく大きいので2人で半分こで充分です。
暑さで笹が枯れちゃってます…^^;
京都は盆地ですので夏はものすごく暑いです。
炎天下の中、歩いて火照った身体をきっちり鎮めてくれました ^ ^
抹茶の味がとても濃くてとても美味しいかき氷です♪
そして、こちらで購入したあんず飴、棒付きで懐かしくてなんだか嬉しい♪
昔、東京の縁日で食べた水飴で包んだ「あんず飴」を思い出しました。
関西の縁日には、あんず飴はないんですよねぇ…。
関西の縁日でも出して欲しいなぁ〜。
格子家さんのホームページより。
格子家さんは、地下鉄 二条城駅を降りてすぐです!
ほな(・ω・)ノ