新京極の西の通り、三条寺町通に 提灯を沢山ぶら下げた 賑やかな一角にあります。
矢田寺は、平安時代前期に創建されたと されてます。
現在は 商店街の中にあります。
金剛山矢田寺と 号する 西山浄土宗の寺で、通称矢田寺の名で知られています。
当時は 平安時代前期、大和国(奈良県)の矢田寺の別院として 五条坊門(下京区)に
創建され、以後、寺地を転々とし 1579年に現在の地に移されたと言われています。
代受苦地蔵と呼ばれる 本尊の地蔵菩薩立像は、高さ約2メートルもあり、開山の満慶上人が
冥土へ行き、そこで出会った 生身の地蔵尊の 姿を彫らせたものといわれ、
地獄火焔の中に 身を置き、亡者を救い、地獄で 罪人を救っている として 人々の信仰を
集めたと言われ、その地蔵の姿を 彫刻して祀ったものと 伝えられています。
本堂に かかる 梵鐘は、送り鐘と言われ8月16日に この鐘をついて
ご先祖を 冥土へお送りする とされています。
この日は 多くの参拝者が お参りにやってきます。
六道珍皇寺で 迎い鐘をついた後に 矢田地蔵尊で送り鐘をつき、夜は大文字の
送り火で ご精霊をお送りする と いうのが、京都の伝統的な行事のひとつです。
こちらに お参りすれば、地獄に落ちても 救って くださるそうです。
まさに、地獄に仏ですな( ̄▽ ̄)
そういえば、2011年、 私の母が 大文字を 見たいと やって来て
子供たちと一緒に鴨川まで 出掛けました。
その時、母が写した写真に 一面に オーブが 写るという 現象が ありました。
数えきれない程の 数の オーブ。
ちょうど 3.11後の お盆でしたから、たくさんの魂が 集まったのでしょうね!
改めて ご冥福をお祈り いたします。