昭和55年2月2日に、この事件は起きてしまいました。
名古屋市の港区に住む、当時女子大生だった戸谷早百合さんは、アルバイトを探しており、そんな中、家庭教師の募集の広告を見付けたそうです。
小百合さんは、家庭教師を募集していた寿司店の店主、木村修治の元へと向かいました。
この男には妻子がおり、子供の家庭教師の先生を雇いたいという名目で小百合さんを誘い出し、小百合さんは何の疑いもなく木村修治の家に向かいました。
そして、その直後、小百合さんはすぐに殺害されてしまいます。
この殺害直後、偶然犯行現場を通りかかった夫婦が、女性が道路に横たわる姿を目撃しましたが、走り去ってしまいました。
事件後、テレビで殺害されたことを知った小百合さんを目撃した夫婦は、警察で何故女性を助けることなく走り去ったかを説明しています。
それは、女性が乱暴されたのだと解釈し 事件に関わるのを恐れ通報しなかったのだと供述しています。
小百合さんの遺体は、東名高速自動車道の木曽川橋より、犯人の手によって投げ込まれました。
その後、戸谷さん宅には身代金を要求する電話がありましたが、この時点で既に早百合さんは殺害されていました。
当時、木村修治容疑者は海部郡のレジャーランド(早百合さんの自宅の隣町程度の距離)の某温泉街で寿司店を経営しておりましたが、事件後は名古屋市東区に引っ越してます。
そして、翌年の56年1月20日に逮捕されました。
自供した遺体が投げ込まれた川の捜索が始まりましたが、小百合さんの遺体は見つからなかったそうです。
早百合さんの父親は学校の教師でしたが、この事件の数年前に父親が車の運転中に、用水路に転落するという事故を起こしてしまい、同乗していた早百合さんのお母さんが水死するという悲劇がおきておりました。
なんということでしょうか。
妻を事故で亡くし、娘を事件で失うとは…。
言葉もありません。
小百合さんが失踪し暫くしてから、父親は娘である早百合さんの夢を見るようになったそうです。
父親は「早百合が木曽川橋の上流を歩いている夢を見るし、水底から助けを求める夢を見る」といって警察に、「もっと上流の方を探して欲しい」と、頼んだそうです。
しかし、警察の見解は、木曽川は上流から下流に流れる川なので、伊勢湾に流されたのではないか…と判断していたようです。
事件発生後の半年後の5月5日の日、小百合さんの遺体は釣り人によって発見されました。
その場所というのは、お父さんが夢で見た通り、遺体を投げ込んだ地点から上流へ1キロの所だったそうです。
警察が「父親の証言が、万が一当たっていたら?」と捜索していたのなら、もっと早く見つけてあげられたかもしれません。
警察の見解通りに海に流されていれば、小百合さんのご遺体は発見も叶わなかったでしょう。
人の常識では考えられませんが、遺体は上流へと流れていったのです。
父親の「どうしても見つけてあげたかった」という、我が子への思いが通じたとしか思えませんね。
妻や子に先立たれてしまった父親の、運命の過酷さは胸が痛くなります。
子を想う親の気持ちは、痛いほど分かりますから…。
平成7年、木村修治被告は死刑を執行されました。
早百合さんのご冥福をお祈り致します。
犯罪者は虎視眈々と獲物を狙うこともありますが、無計画に欲望の赴くままに犯行に及ぶ場合もあります。
最初は殺害する気が無かったとしても、騒がれれば殺害に及ぶこともあるでしょう。
初めて出会う人の家へ行く際は、呉々も警戒すべきです。
そして、どこへ向かうかを、必ず近しい人に連絡しておくべきです。
身近な人に自分の居場所を知らせておくことは、事件解決にも繋がりやすくなります。
人の事情や心情により、たとえ事件を目撃しても通報しない場合も、そして助けられない事情や場合もあるのです。
基本、自分の身は、自分で守らねばなりません。
よく知らない人は、危険だと警戒するくらいで丁度良いのではないでしょうか。
これからの時代は、簡単な護身術など習っておく事も大切かもしれません。
出会い系サイトなどで、異性と出会おうと出掛けたのではなく、バイトをしようとしただけなのに、こんな酷い事件に巻き込まれてしまうのです。
犯罪者にとれば、特に出会い系サイトなどは、獲物を捕獲しやすい場所だといえます。
出会い系サイトが全て悪いとは言いませんが、かなり気を付けるべきだとは思います。
大切な人生を棒に降らないために、軽率な行動は控えることは、ご自身の人生を守ることに繋がります。
猫丸の祖母の話ですが、祖母がまだ小学生の頃、祖母の住んでいた近くで、突如行方不明になった女の子がいたそうです。
警察が捜索しましたが、女の子は行方知れずのまま、とうとうら見つからなかったそうです。
その数年後、また違う女の子が、行方不明になるという事件が発生したそうです。
当時の村人たちは、この事件を神隠しだと噂をしていたようです。
結局、警察がこの2人の女の子を探し出すことは出来ませんでした。
捜査も打ち切られ、遺体も発見されぬまま、現在に至っているわけです。
この行方不明事件が事故ではなく、仮に連れ去り事件だとすれば、未だに犯人はお咎めも受けずに、ずーっと野放しで生きていった可能性があるわけですよね。
そんな現実が1番に怖いことです。
このような事件は、昔から起きているんです。
最近も、行方不明事件は更に多くなってきております。
正確な犯罪件数は分かりませんが、連れ去り未遂事件も多く発生しておりますので、
事件に巻き込まれないように気をつけて過ごすしかありません。
ほな(=゚ω゚)ノ