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猫丸ねずみの大荒れトーク


殺人事件の怖い話…No.5 夢のお告げ。



殺人事件の怖い話…No.5 夢のお告げ。_b0301400_14112115.jpg
亡き父が殺人犯を教えた夢のお話です。

昭和23年3月30日、長崎県・南高来郡・加津佐町の太田夫妻が、就寝中に何者かに
日本刀で惨殺され、現金を奪われるという事件が起きました。
地元の口之津警察署と加津佐町消防団は、協力して捜査に着手、ですが犯人の手掛かりひとつ掴めなかったようです。
殺害された太田夫妻の家には、他に老母と太田夫妻の長男がおりましたが、幸いにも難を逃れました。犯人逮捕を願う日々のある日、祖母がふと孫に言いました。
「このところ、3回も続けて息子の夢を見る。殺された時の姿で夢に出てきては、犯人は近くの者だ…と叫ぶ夢を見るんだ」と言ったそうです。それを聞いた太田夫妻の息子さんは、はとても驚いて、「実は僕も同じような夢を見るんだ」と祖母に伝え、不思議な事があるもんだと思っていた矢先、また同じように父親が血まみれになった姿で
夢の中に現れ、「犯人を教えてやるから俺の所へこい」と告げたそうです。

夢から覚めた長男は、「俺の所へこい」と言った言葉を懸命に考えたそうです!
「自分が死んで、あの世の両親のところへ行くまでは犯人は判らないという意味だったのだろうか?」それなら、こんなに悔しいことはないと思ったそうです。
そして、祖母にその話をしてみると、祖母はこう言ったそうです
「俺の所へこい…と云うのは、多分殺された部屋に来てみろ…ということだろう。今晩あの部屋で寝てみろ」と言われたそうですが、最初は拒否し抵抗したそうです。
生々しい惨殺が行われた部屋で1人寝るのは、とてつもなく恐怖を感じたからですが、父母の無念を想うと、悔しさが込み上げ意を決して部屋で寝てみる事にしたそうです。

そして、恐る恐る殺害現場となった血生臭い部屋で、寝てみると意外にスッと寝れたそうです。そして、その夜の夢に亡き父が現れて、無念を叫びそして、自分達を死に追いやった犯人の名前をハッキリと叫んだのだそうです!
「重政が殺した、重政が殺した…」と。
そこでパッと目が覚めたそうですが、息子さんはその名前を聞き頭を抱え込んでしまったそうです。と、いうのは、この重政という男は、息子さんの従兄(いとこ)で、
事件後、気味悪がって誰も近づかなかったのに、血まみれの遺体の湯灌などを手伝ってくれた人物だったからだそうです!そして、警察に協力して一緒に捜査に協力してくれたからこそ、息子さんには到底信じられない事でした。「重政が犯人なんて、そんなことあるわけない!」と思うものの、父親が自分達を殺した犯人のことで嘘を付くわけがない…とも思ったり、朝まで眠れぬまま考え込んでしまったそうです。
そして、朝に祖母が起きてくると、この話をしたそうです。すると、祖母はこう言ったそうです。「重政は親戚だ。そんなわけはない、犯人であるはずがない…」と。
案の定、祖母には取り合ってもらえなかったそうです。
仕方なく、その晩も夢を見直そうと殺害された部屋で寝てみることにしたそうです。
すると、同じように血まみれの父親が出てきて同じ事を繰り返して言ったそうです。
それでも、やはり「そんな親戚がそんなことするはずはない…」との気持ちから、息子さんは犯人が判るまでこの部屋で寝泊まりするしかないと思ったそうです。
それから2回同じ夢を見たそうです。相変わらず「重政が殺した、重政が殺した…」と
叫んでいたそうです。そして、4月16日の夜に見た夢は、今までとはた全く違う夢だったそうです。その日見た夢は、亡き父が殺される経緯がハッキリと判る夢だったそうです!
まず、夢の中で両親熟睡していました。そこに忍び寄ったのは紛れもなく重政だったのです!重政は日本刀を取り出すと、両親をめがけて刀を振り上げ切りつけようとした所で、余りの強烈な夢に飛び起きてしまったそうです!
余りのリアルな夢に興奮したり、なかなか寝付けずにいたそうですが、朝方またウトウトと眠り、また同じ映像の夢を見たそうです!
こんなに何度も同じ夢を見るんだから、信じられない気持ちもあったようですが、
気が付くと、ほぼ無意識のうちに警察署の前まで来ていたそうです。
そして、夢で見た話を警察署で話したそうです。
警察も半信半疑ながら、一応調べることにしたようです。
すると、やはり夢のお告げ通り重政が犯人だったそうです!
重政は女性と大阪に出奔する為に、どうしても纏まったお金が必要だったそうです。
金策に駆け回るうちに、太田夫妻が牛を売り現金二万円(当時は大金)を手に入れたと
いう話を聞き、殺して現金を奪うことを思いつき、殺害に及んだそうです。




お金欲しさに親戚を殺した重政被告の罪は、どのような判決が出されたのでしょうか。
その後の事件の詳細は調べられませんでした。

強盗などの犯罪を犯す人間にとれば、お金があれば幸せ、お金がないと困る、だから犯罪を犯すという常套手段(じょうとうしゅだん:同じような場合に、いつも決まって取られる手段のこと。)になってしまうのかも知れません。

しかし、この息子さんも何度も訴えかけるお父さんの真の声を理解する迄に、
長い時間が掛かりましたね。
それだけ霊的なことは、なかなか信じ難い現実離れなことなのでしょう。
息子さんが信じてくれるまで、一生懸命に訴えてくれたお父さんのお陰で、
事件は解決しましたが、もし息子さんがこの夢を単なる夢だとし、
警察に言わなかったら犯人検挙も出来なかったかも知れません。
1度では単なる偶然かも知れない確立的には低い事象かも知れませんが、
2回も3回もとなれば、単なる偶然の域は過ぎてます。
目で見えてると思い込んでいる現実は、実際には見えない現実の方が多いのもまた事実。

良い人に見えても素行が悪かったり、悪いように見えても心は優しかったり…。
ただ、どちらにも言えることは、どちらもそのように見せているということです。
悪い人は、人を騙すために人からよく見られる努力をしますし、悪いように見える人は
格好つけていたり、素直になれなかったり、別になんと思われても良いと思っていたり…。

人間の心を見抜くのは難しいですが、やはり直感は当たります!
「なんとなく違和感ある」とか「なんとなく怖い」という感覚が直感です。
よく考えてこう思った…と云うものではありません。
よく考える前にフッと、このなんとなく出る気持ちです。
このなんなく…と云う気持ちは、人にとれば思い直すことが良くある感情です!
「なんとなく、この人怖い」と思っても、「気のせいだよね」などど自分で直感を
覆(くつがえ)してしまうのです。直感を無視する生活を重ねれば、直感は全く働かなくなります。一般の方々はこの「なんとなく」出た気持ちを大切になさって下さい。
直感を鍛えるには、この「なんとなく」を自分が信じる気待ちが大切です。
直感さえ冴えてくれば、自ずと災難も除けられ、大難は小難に、小難は無きものとなる
ようになってきます。

直感は人生最大の武器です ^ ^

自分を裏切らず、自分のフッと出た気持ちを信じて生活してみてください。
時間は掛かっても、間違いなく直感は冴え、あなたの人生をあなた自身が助けていけるようになります。



太田ご夫妻のご冥福をお祈りいたします。

合掌。




ほな(=゚ω゚)ノ











by neko_nezumi | 2014-06-20 17:09 | 不思議 心霊

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by 猫丸 ねずみ
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